今改めて知りたい「サブスクリプション」のメリット・デメリット

今改めて知りたい「サブスクリプション」のメリット・デメリット

最近よく耳にする「サブスクリプションサービス」。みなさんはご利用されているでしょうか?サービス内容によっては「使い放題」もあるので賢く利用したいものですよね。ただ、しっかりと仕組みを知らないと逆にお金ばかりかかってしまうケースもあるので今回はそのメリット・デメリットについてご紹介します。

そもそも「サブスクリプション」って?

サブスクリプションとは「 商品を購入して使用するのではなく、利用したい時だけ料金を支払って使用するサブスクリプション型のビジネス 」のこと。今ではかなり浸透してきていて「サブスク」の略称で呼ばれているほど。
今までは「定額制」と呼ばれてきていたものが、「サブスク」というネーミングに変化してきている感じですね。日本ではじめて「サブスクリプション」という名前が浸透したのは 「Spotify」 という音楽サービスからではないでしょうか。

なぜサブスクリプションサービスが増えたのか

日本は戦後、焼け野原だったと聞きます。戦争で家は壊され、食べるものもロクになく、卵が「贅沢品」だった時代です。そこから日本は諸外国から認められるほどの先進国となったのですが、景気も右肩上がりになり、ある程度お金を持てるようになると「物を買う」という贅沢にあこがれ、「所有」することがステータスとなっていきました。
それからバブルがはじけ、就職氷河期があり、年金制度の崩壊も囁かれるようになった今では、昔と違って「所有」することに固執しない(できない)時代になってきたのです。
とくに若い人達の間では価値観が「所有」から「利用」に変わりつつあります。

同じくして、話題となった「ミニマリスト」。多くを所有せず最低限の物だけでシンプルライフを送ることに憧れるといった新しい風潮も後押ししたのではないかと推測します。

十分に色々便利なもので満たされているこの時代に、さらに物を売ること(売上を伸ばすこと)はとても大変です。ここ数年は「物が売れない時代」とそこここで叫ばれています。「売り切り」だとその時の1回で支払いは完了してしまいます。そこで事業者は単価を少し安くして「長く利用してもらい長く支払ってもらう」というサービスに移行しつつある、ということです。

これだけあるサブスクリプション

最近になってよく耳にする「サブスクリプション」というワードですが、名前が新しいだけで以前から色々なサービスは存在していました。
いわゆる「リース契約」です。
BtoBであれば、オフィス家具やプリンターなどのOA機器、業務で使用するソフトの利用など。
「定額制契約」であれば、主に一般顧客向けの固定電話や携帯電話、新聞、賃貸マンションや習い事など、いわゆる「毎月支払って得られるサービス」はサブスクリプションだったのです。

有名なところでは
・Adobeの「Creative Cloud」
・ Microsoftの「Office365」
・ Amazonの色々なサービスがお得になるAmazonプライム
・ 音楽や動画配信の 「Spotify」や「Netflix」
最近では車の定額制サービスまで出ています。

他にも「え?こんなものまで?」といったジャンルもサブスクリプションサービスを始めているので、自分がよく利用する「物やコト」は、サブスクがお得かどうか調べてみる価値アリ!です。

<サブスクリプションサービスがあるジャンル>
・音楽
・ドラマ、映画
・書籍、雑誌、絵本
・ゲーム
・コスメ、スキンケア
・バッグ
・洋服、アクセサリー
・クリーニング、コインランドリー
・家電
・家具
・カメラ
・車
・カフェ、Bar、ラーメン
・食品、お酒
・雑貨、おもちゃ
・花
・英会話などの習い事
・ライブ
・医師への相談
など

金額に騙されないで!

「安く利用できる」「使い放題がある」といったメリットばかりを声高にアピールしているサービスも少なくありません。
つい便利だからといって、あれこれ申し込んでしまうとひとつひとつは高くない料金だったとしても合計すれば月に支払うお金が数万になることもあります。
その数万が何か月も続いたら…。


物を購入する時は、その都度「支払う」という行動をするので金額を把握していることが多いと思います。
サブスクリプションサービスは毎月支払いが発生するので、自動引き落としが利用条件になっていることが多く、自分で解約しなければ永久に支払っていかなければなりません。
あまりに多くのサービスを利用してしまうと管理も大変です。

しっかり自分が本当に必要だと思うサービスだけ利用しましょう。

「所有」から「利用」へ。ただ流行りは巡るというもの。
もしかしたらまた「所有」の時代になるかもしれないし、もっと今にはない画期的なサービスが生まれてくるかもしれません。
そう考えると、景気が悪いことに憂うだけでなく、未来が楽しみな気もします。

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